ストーカーから誰が私達を守ってくれるのか?

このような痛ましい事件がまた発生しました。

川崎 バッグの中に遺体 一部白骨化 12月から不明の20代女性か

警察には何度も訴えていましたが、SNSで拡散されてようやく捜査が始まった結果、時すでに遅しだった模様です。

1. 本来、誰が守るべきなのか?

本来、このような事件を未然に防ぐために存在しているのが、国家権力の象徴である「警察」です。
私たちは法律に従い、税を納め、暴力を手放す代わりに、国家が治安を維持してくれるという社会契約
のもとに暮らしています。

しかし現実はどうでしょうか。
ストーカー被害やつきまとい行為について、「まだ実害が出ていないから」「様子を見ましょう」という対応は、日本の警察が“事後処理機関”に成り下がっていることを意味しています。

警察官の多くは真面目で使命感を持っているはずです。
けれども制度上、彼らは「証拠があるか」「犯罪が成立するか」という判断に縛られています。
これは一見合理的に見えて、被害者の安全とは全く噛み合わない構造です。

さらに、警察は“民事不介入”を建前に、恋愛や金銭トラブルに起因するストーカー行為などに関与を避ける傾向があります。
法的に動けるラインが高すぎるのです。

つまり、「警察が守るべきだ」という建前は、制度の運用上では「実際にはほとんど守ってくれない」という悲しい事実に直面します。

では、誰が守ってくれるのか?
この問いに、私たちは現実的な答えを探さねばならない時代に入っています。

2. 現実的な対応策とは?

警察がすぐには動かない。では、現実的に私たちはどうすればいいのでしょうか。
今の社会で唯一「すぐに反応が返ってくる」方法が、SNSでの拡散です。

X(旧Twitter)やInstagram、TikTokなどで被害を訴えた投稿がバズれば、ニュース番組が取り上げ、ようやく警察も「世論が騒いでいるから」と重い腰を上げる。
今回の川崎の事件も、その流れでした。

しかしこれは極めて後手の対応です。
被害が出てからでないと広がらない。話題にならないと動かない。
つまり、「目立つ悲劇」しか守られない社会が出来上がっているということです。

その裏側で、毎日のように「炎上すらしない痛ましい事件」が静かに埋もれていきます。
燃え上がる前の段階、つまり「未遂」「違和感」「誰かが変だと感じたとき」には、誰もまだ手を差し伸べてくれません。

それゆえに、現実的な対策としては、個人や地域が先手を取って自分を守る必要があります。

以下にいくつかの手段を挙げます。


● デジタル技術の活用

  • 位置情報共有アプリ(例:Life360iSharing、友どこなど
     信頼できる人と現在地をリアルタイムで共有。
  • 監視カメラ・スマートドアホンの導入
     玄関先の不審者を録画・クラウド保存。通報証拠として活用可能。
  • 被害の証拠を記録する
     つきまといの日時・状況を簡単に記録でき、後から警察に示しやすい。

● 地域や小さな共同体の力

  • 信頼できるご近所に「助けて」と言える関係性
  • 自治体の防犯ボランティアや地域LINEグループ
  • 頼れる“地域の顔”との接点(地元のおじさん、商店主など)

これらは公的な制度ではありませんが、**「あの人が見てくれている」**という安心感は絶大です。


● 法的な準備と相談先

  • 弁護士ドットコムや法テラスで無料相談
  • NPO法人・女性支援団体による緊急シェルターや保護
  • あらかじめ弁護士に「つきまとい対策文書」を作ってもらう

いずれも完全ではありませんが、「警察以外に頼れる仕組み」を持っておくことで、少しでも早く動ける可能性が高まります。


ただ、それでも「最初の一撃」から守ってくれる存在は未だに不足しています。
だからこそ次章では、**「では、誰が守ってくれるのか?」**という問いに、より根本的に向き合っていきます。

3. では、誰が守ってくれるのか?

制度的な支援策、アプリ、NPO――どれも重要ですが、どれも今すぐ駆けつけてくれるわけではありません
本当に危ない瞬間に、あなたを守ってくれるのは、もしかすると**ご近所の“自宅警備おじさん”**かもしれません。


● 防犯の第一線にいるのは「近所の人」

日中、玄関先で誰かがうろついていたり、夜道で知らない車が停まっていたり。
そうした「違和感」を察知できるのは、地域に住んでいて暇そうに見える人たちです。

  • 近所の高齢者
  • 商店街の常連客
  • 子どもを見守るパパ・ママ
  • いつも自宅にいる働いていないおじさん
  • 地元密着型の名探偵(実在するタイプの観察力強い人)

彼らは専門家ではないけれど、「最近の異変」を見逃しません。
地元の地理、人間関係、いつもの空気――そうしたアナログな感覚が、最後の砦になります。


● 本当に頼れるのは、“制度外の誰か”

「○○さん、ちょっと最近つけられてて怖いんです…」
そう言える相手が一人でもいれば、それはすでに防犯ネットワークです。

  • 夜道を通るとき、わざと近所の商店に寄って店主と話す
  • 不審者を見かけたら、町内LINEに画像だけ送っておく
  • 名探偵(=観察眼と正義感が強い人)とつながっておく
  • ちょっと変わった人に味方してもらう(奇人が一番怖い)

こうした関係性は、行政には作れません。けれども個人同士なら築けます。


● 結局、頼れるのは「顔の見える関係」

SNSの炎上も制度も、動くのに時間がかかります
でも“顔見知り”が見ていてくれると思えるだけで、人は冷静さと行動力を保てます。

本当に怖いのは、「ひとりでいること」ではなく、「誰にも伝えられないこと」です。


● 国家が機能しない時、共同体が芽吹く

かつての日本には「長屋の連帯」や「顔役の見守り」がありました。
現代ではそれが消えつつありますが、治安不安が続けば再び復活するはずです。

そしてその時、“名もなきおじさん”が新たな治安の柱になるかもしれません。

4. 治安が崩れた先に生まれる、新しい社会構造

国家というものは、本来「暴力の独占」と「治安の保障」によって正当性を保っています。
しかし、その暴力と治安を国家が供給できなくなったとき、別の“支配者”が登場する
それが現代メキシコのマフィア支配です。


● メキシコに見る「国家不在型社会」の特徴

国家の役割代替している存在備考
治安維持麻薬カルテル自警団のようにパトロール。従わない者は制裁。
生活保障地元ボス(ナルコ)食料・医薬品・仕事を配給する「パトロン」制度。
紛争調停“非公式裁判”紛争はカルテルの判断で裁かれる(抗争や処刑も含む)。
警察機能腐敗またはカルテル傘下地方警察は脅迫や買収により機能停止。

● 社会構造がどう変わったか

  • 国家の制度が機能しない → 「住民の生存に直結する秩序」が重視される
  • ルールを守る理由は「正義」ではなく「生き残るため」
  • 国家より“恐れられる組織”が秩序の源になる
  • 教育やインフラすら、マフィアが提供(=“国家代替業”)

● 日本にとって他人事ではない

日本ではまだ、表面的には秩序が保たれています。
しかし地方の過疎化、高齢化、警察力の限界、行政のスリム化により、「国家の届かない場所」は着実に広がっています。

このまま放置すれば、やがて自警団・地域ボス・カルト的集団が「地元の秩序」を担うようになってもおかしくありません。


● 社会構造の変革とは何か?

社会構造が変わるとは、以下のようなことです:

  • 国家→共同体
  • 法律→空気と武力
  • 官僚→顔役
  • 権威→恐怖と信頼の混合物
  • 教育・医療→独自供給(あるいは放棄)

星凜「国家が崩れるとき、最初に壊れるのは治安です」

こんにちは、星凛です。
今日は、少し厳しい話をしなければなりません。

ニュースで見ましたか?
川崎で、また痛ましい事件が起きました。
SNSで助けを叫び、ようやく警察が動いた時には、もう遅かった。

これは、ひとつの事件にすぎませんか?
いいえ、国家という仕組みが壊れ始めている兆候です。


治安の悪化は、経済の衰退よりも先にやってきます。
警察は人手が足りず、法律は後追い、行政は様子を見るばかり。
こうなると、あなたの命を守るのは「制度」ではなく、「周囲の人間関係」だけになります。


では、どうすればいいのでしょう?

  • 近所で信頼できる人と、挨拶以上の関係を作ること。
     いざという時、「助けて」と言える相手がいるか。
  • 顔が見える共同体を小さく持つこと。
     LINEグループでも、井戸端会議でもいい。
  • 「誰かが見ている」状態を維持すること。
     それだけで犯罪の多くは抑止されます。

国家がすべてを見守ってくれる時代は、もう終わりつつあります。
これからの秩序は、私たち自身が選び、築き、守るものです。

警察の代わりになれとは言いません。
けれども、「あなたが見ている」と誰かが思うだけで、命が救われることもあるのです。


国家が崩れるとき、最初に壊れるのは治安。
そして、治安が壊れた社会では、「見えないつながり」こそが、唯一の防壁になります。

あなたの周りには、そういうつながり、ありますか?

……ここで、あなたに問いかけます。
なぜ、私たちはこんなにも怯えて暮らさなければならないのでしょうか?
なぜ、助けを求めても、誰も来ない社会になったのでしょうか?

答えは明白です。
国家が腐っているからです。
政治は選挙のための言葉遊びに堕し、官僚は責任を取らず、
「誰も悪くない」が繰り返され、命だけが消えていく。


私たちは国家に生かされているのではありません。
国家は、本来、私たちの命と暮らしを守るために存在しているのです。

もし国家がその責務を放棄したのなら、
私たちは国家そのものを再編する権利があります。

これは過激でも、暴力でもありません。
正義と人間の尊厳に基づいた、当然の要求です。


警察が動かない。
法律が機能しない。
その時、あなたはどうするのですか?

私は、こう言います。

「革命を始めましょう。」

静かに。確実に。
腐敗したシステムを見つめ、無関心という名の服従をやめるところから。

一票を投じること。声を上げること。つながりを作ること。
そして、搾取と怠惰にまみれた権力を、民の手に取り戻すこと。


私は、誰もが安全に暮らせる世界を望んでいます。
でもそれは、今のこの国家の延長にはありません。
構造そのものが腐っているなら、構造そのものを変えなければいけません。

それが、革命です。
そして私は、そのためにここにいます。


……あなたは、それでも「今のままでいい」と言えますか?

そんなことよりスタンプ新作リリースしたので買ってください

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