中道改革連合って、どうなん?

――立憲民主党支持者の立場から考えてみた

※なお、著者は中立です。立憲民主党の熱心な支持者と仮定して記事を書いています。

正直に言う。
まだ公示前だし、情勢も流動的だ。断定はできない。
それでも、立憲民主党を支持してきた側から見ると、この「中道改革連合」には強い違和感がある

今回はその違和感を、感情ではなく構造で整理してみたい。


そもそも「中道改革連合」は何のための新党なのか

名前を見て、まず引っかかる。

  • 中道
  • 改革
  • 連合

どれも政治的には便利な言葉だが、何をする政党なのかは一切伝わってこない

これは理念政党の名前ではない。
選挙のために作られた器、いわば選挙用ビークルだ。

参議院はそのまま、衆議院だけ新党。
この時点で「長期的な政治プロジェクト」ではなく、
今回の選挙をどう乗り切るかが主目的であることは明らかだ。


立憲民主党支持者から見える現実

立憲支持者の立場に立つと、構図はかなり厳しい。

  • 小選挙区では立憲系候補が前線で戦う
  • 比例では公明党が名簿上位を確保
  • 公明党は小選挙区から撤退し、リスクを取らない

これを「連携」「中道」「安定」と言われても、
負担と果実の配分があまりにも非対称に見える。

支持者としてはこう感じる。

立憲は汗をかく役
公明は安全圏で結果を取る役

これが「共闘」だと言われると、正直つらい。

比例名簿が象徴しているもの

比例代表は、政党の価値観そのものだ。

比例に票を入れるということは、
その名簿順位を丸ごと肯定するという意味を持つ。

その名簿の最上位に公明党がいる。
これは立憲支持者にとって、

  • 政策的な違和感
  • 構造的な不公平感
  • 「利用されているのでは?」という疑念

を一気に生む配置だ。

だからこそ、
「小選挙区では立憲系候補に入れるが、比例は別」
という判断が支持者の間で自然に出てくる。

これは裏切りではない。
理屈の通った防衛反応だ。

なぜ支持者は「一人負け感」を抱くのか

今回の構図で一番割を食っているのは、
立憲民主党というより、立憲民主党の支持者だ。

  • 何を信じて戦えばいいのか分からない
  • 勝っても達成感が薄い
  • 負ければ「やっぱりな」が残る

しかも、生き残りそうなのは
地盤の強い一部の候補者だけ

ギリギリの候補は苦戦するだろう。

公明党の支援があるとはいえ、公明側も今まで通り熱心に支援するかはわからない。

自民党という勝ち馬に乗るから協力してきたかもしれないが、

今回は勝てるかわからないし、今まで敵視してきた相手だ。

お互いに信用できないだろう。

党としての勝利像が見えないまま、
支持者だけが消耗していく。


では、中道改革連合は「悪」なのか

感情的に言えば、かなりきつい。
だが、政治技術として見れば、合理的でもある。

  • 各党が生き残るための最適解
  • 比例制度を最大限に活用した配置
  • 短期的な議席確保策

ただしそれは、
支持者の納得や物語を切り捨てた上での合理性だ。

だからこそ、反発が出る。

立憲支持者としての正直な結論

中道改革連合は、

  • 立憲民主党を強くする連合ではない
  • 支持者を鼓舞する連合でもない
  • 「今回をしのぐため」の連合

に見えてしまう。

それが必要悪なのか、
将来への禍根なのかは、まだ分からない。

ただ一つ言えるのは、
立憲支持者が迷い、冷め、距離を取る理由は十分にあるということだ。

という心理シミュレーションでした。

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